長年連れ添った相方と、別れました。
初めて出逢った時は扱い方が解らずに怒らせてしまったり機嫌を損ねたりして、わたし達は絶対に"合わない"と思ったよ。
だけど時間と言うのは不思議なもので、時を重ねるごとにわたし達の距離は少しづつ縮まっていった。
一年が経過した頃、少しでも夢に近付くために一歩踏み出したわたしと試行錯誤しながら一緒に作品を作り上げてくれた。
彼がいなければ出来なかった、彼の支えがなければ出来なかった。不格好でとても上手いなんて言えないものだったけど、彼と一緒にずっと眺めていた。
何度か喧嘩もした。
その度仲直りもした。
彼はわたしにとって大切な存在になった。
もう何回目かの春を迎えて、今年も一緒に桜を見られると思っていた。
だけど今年に限って新年の挨拶が少し遅れてしまったんだ。
彼のところに行くのが、ほんの少しだけ遅くなってしまった。
どうしてもっと早く逢いに行かなかったんだろう。
悔やんだって悔やみきれない。
彼のところに行った時には、もう手遅れだった。
そこにはいつもの彼と変わらない姿があって、いつも通り眠っていた。
何一つ変わらない風景なのに。
彼は目を覚まさなかった。
ずっとそばで声をかけた。
そっと彼の体を揺らして、起きてよ、朝だよって。
また一緒に絵を描こうよ、ねぇ。
だけど彼は目を覚まさない。
いつもと変わらない風景の中で、いつの間にか彼の時間だけ止まってしまった。
もう目を覚ます事はないのだろう、わたしの大切な彼は。
本当は余命をとっくに過ぎていたんだ。
だけど彼と一緒にいたい一心でわがままばかり言っていたけど、文句もいわずに付き合ってくれた。
最後に書き上げた一つの絵がある。
思えば彼はそれを書き終える日を待っていてくれたのだと思う。
ようやく書き上げたそれを持って、彼は行ってしまった。
そう、全て持って行ってしまったんだ…
わ た し の ぱ そ \(^O^)/
データ全部持って旅立たれたw
こうなるとわかっていたらUSBに全部データ移したのにいいい!
新しいパソコさんはお金が貯まったら買えるので、また暫く更新出来ないと思われます(´・ω・`)
以上、小説仕立てでお送りした生存報告でした。
初めて出逢った時は扱い方が解らずに怒らせてしまったり機嫌を損ねたりして、わたし達は絶対に"合わない"と思ったよ。
だけど時間と言うのは不思議なもので、時を重ねるごとにわたし達の距離は少しづつ縮まっていった。
一年が経過した頃、少しでも夢に近付くために一歩踏み出したわたしと試行錯誤しながら一緒に作品を作り上げてくれた。
彼がいなければ出来なかった、彼の支えがなければ出来なかった。不格好でとても上手いなんて言えないものだったけど、彼と一緒にずっと眺めていた。
何度か喧嘩もした。
その度仲直りもした。
彼はわたしにとって大切な存在になった。
もう何回目かの春を迎えて、今年も一緒に桜を見られると思っていた。
だけど今年に限って新年の挨拶が少し遅れてしまったんだ。
彼のところに行くのが、ほんの少しだけ遅くなってしまった。
どうしてもっと早く逢いに行かなかったんだろう。
悔やんだって悔やみきれない。
彼のところに行った時には、もう手遅れだった。
そこにはいつもの彼と変わらない姿があって、いつも通り眠っていた。
何一つ変わらない風景なのに。
彼は目を覚まさなかった。
ずっとそばで声をかけた。
そっと彼の体を揺らして、起きてよ、朝だよって。
また一緒に絵を描こうよ、ねぇ。
だけど彼は目を覚まさない。
いつもと変わらない風景の中で、いつの間にか彼の時間だけ止まってしまった。
もう目を覚ます事はないのだろう、わたしの大切な彼は。
本当は余命をとっくに過ぎていたんだ。
だけど彼と一緒にいたい一心でわがままばかり言っていたけど、文句もいわずに付き合ってくれた。
最後に書き上げた一つの絵がある。
思えば彼はそれを書き終える日を待っていてくれたのだと思う。
ようやく書き上げたそれを持って、彼は行ってしまった。
そう、全て持って行ってしまったんだ…
わ た し の ぱ そ \(^O^)/
データ全部持って旅立たれたw
こうなるとわかっていたらUSBに全部データ移したのにいいい!
新しいパソコさんはお金が貯まったら買えるので、また暫く更新出来ないと思われます(´・ω・`)
以上、小説仕立てでお送りした生存報告でした。
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